120:ヘッドセットのススメ

年末年始休暇も終って、寝正月でナマった身体を引きずるように仕事に行ってる今日この頃、いかがお過ごしだろうか?


さて、今回は久しぶりにデバイスの紹介をしよう。

iPhoneなどの携帯電話を使用する際、よく着信に気づかなかったり、また出ようにも両手が塞がって出れなかったという経験があるだろう。
iPhoneには付属のヘッドフォンを使えばハンズフリーで話せるようにマイクがついているが、携帯電話として使用している人はヘッドフォンの包装を取りもしていない人もいるかもしれない。

そこで今回紹介するのは「ヘッドセット」である。
ヘッドセットと言ってもピンと来ない人も多いかと思うが、下の写真を見てもらうと「あ〜あ〜」と某芳香剤のCMのようにうなずく人もいるだろう。
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男性の諸君は違うところに目がいってしまってはいないか?女性が付けているヘッドセットを見てもらいたい。
ボイスチャットやIP電話の普及に伴ってこのようなヘッドセットがパソコン用に手軽な値段でどこでも手に入るようになった。
それに加えて「Bluetooth」という通信規格の普及も手伝ってコードレスのヘッドセットも開発され、その大きさや形状もコンパクトになってきた。

そして今ではかなり小さなヘッドセットが主流になっている。
b0050172_229419.jpgヘッドセットというよりイヤフォンだけのように見えるが、キチンと音声入力も可能だ。マイクの性能がアップしたことにより人の声を上手に拾えるようにしてあるのだろう(と思う)。
実際、私も使用しているが音声入力(つまり話すこと)で相手から聞こえづらいという苦情は一度もない。まぁ、値段相応ではあるが、質の良いヘッドセットであれば聞こえる方も話す方も普通の携帯電話で話すよりも断然明瞭に聞こえたりする。


そこで私はこの、Bluetoothによるヘッドセット使用を勧める。

まず利点を述べよう。
最初に書いたように両手が塞がった状態(あるいは両手を使用した作業をしながら)でも電話が可能なのだ。電話を首と肩に挟んで書類を探したりメモをとったりすることはなくなるので肩こりも軽減されるだろう。奥様は料理の途中に長電話になってしまい、夕飯が夜食になってしまった…ということもなくなり家族の胃腸にも優しくなる。
次に「聴く」「話す」が快適になるということだ。

少し話がそれるが、実は携帯電話は本体から耳を0.5cm以上離して使用するように取説に記載してある。見た人は少ないかもしれないが、実は書いてある。気になる方は取説を引っ張り出して読んでみればわかる。
携帯電話からは当然電磁波が発信されている。まさか電源オフで持っている人はいないと思うので、常に電話を待ち受けでいるということは電波を捕まえるために自分も電波を出している必要があるからだ。
特に電話中は待ち受け時より強い電波が出るわけである。まぁ今のところそれが人体に影響があるという物証などはないが、「たぶんよくはないでしょう」ということで電磁波は社会問題にもなりかけた。
その影響だと思うが、その電磁波を軽減させるために携帯電話は「0.5cm以上離して(もしくは距離を置いて)使用して下さい」とあるわけだ。
しかし実際の使用をみてみると、聞こえづらい声を聴き取ろうとする場合とか雑踏の中で使用する場合などは「これでもかっ!」ってくらい耳に押当てる人がほとんどだろう。こういう人は電磁波をモロに体内に取込んでいるわけで、まぁ今のところ医学的根拠はないが身体に悪い。
次に最初にも書いたように着信に気づかないことがよくある。マナーモードのときはもとより、着信音にも気づかないこともある。

またiPhoneを使用していると、たまにではあるが相手の声が全く聞こえないことがある。耳を当てるポジションを間違えると全く相手の声が聞こえないのだ。イタズラ電話かと思って切ってしまって怒られたことが多々ある。

そこでヘッドセットのススメだ。

ヘッドセットは耳に装着した状態でいるのでちょっとかっこ悪いとか恥ずかしいとかあるかもしれないが、それは日本だけで、実は欧米などの外国では普通に耳に付けて歩いている人が多い(らしい)。
ただ電話を待ち受けているだけでは面白くないので私の勧めるのは「音楽」も聴けるヘッドセットである。
ヘッドセットも通話だけのものから音楽プレーヤー再生も聴けるもの、また複数台の携帯電話の待受可能なモノまで種類がたくさんある。

私のイチオシの製品を紹介しよう。
Marque M155
Plantronics Marque M155 Bluetooth®ヘッドセット

このヘッドセットは電話はもちろん、音楽プレーヤーの再生もサポートしており、iPhoneなどの音楽も聴くことができる。
また、2台の同時待ち受けが可能であり、2台の携帯電話を持っている人には持ってこいのヘッドセットなのだ。ちなみに私はiPhoneと普通のdocomo携帯をペアリングしている。
私がこのヘッドセットを勧める最大の理由としては、音楽再生時の音質の良さである。
前に持っていたヘッドセットも音楽を聴くことができたが、その音質はとても良いものとは言えないものだった。「聴ければいい」という程度のもので、特に低音域が全く聴こえない代物であった。
しかし、このMarque M155というヘッドセットはカナル式(耳栓のような形状)ではないにもかかわらず音がいいのである。
通常のヘッドフォン等で音質を上げるためにはカナル式にして密封度を上げれば必然的に音質も向上する。しかしカナル式は耳への負担も大きく、使用する人によっては「自分の鼓動の音が聞こえる」などの不具合も出る。常時身につけることを想定するヘッドセットとしては致命的なものだ。それに比べてこのMarque M155は普通のヘッドフォンの形状なので耳への負担もない。
それではなぜ音質がいいかというと、スピーカーも然ることながら、それはイヤーピースの形状にあるようだ。
b0050172_23153574.jpgイヤーピースの後ろ…写真でいうと右側にある輪っかみたいなやつ…に注目してもらいたい。これは別にひっかけるためのものではない。
これで耳の穴の後側に圧力がかかることによってヘッドセットの前の部分を押さえつける効果があるのだ。実は通常のヘッドフォンで音漏れがあるのはこの部分に他ならない。
この部分を密封することによって全体の密封度が上がり音質の向上になっているわけだ。

また、このヘッドセットは電源のON/OFFがスイッチ式になっている。ヘッドセットを使用したことのない人には当然のようだが、「この手」のヘッドセットはボタン長押しでの電源ON/OFFが主流なのだ。長押しして「ピー」とかの電子音でONとOFFを判断せざるをえない。しかしこのMarque M155なら電源がONなのかOFFなのか一目瞭然なので安心だ。

iPhoneでペアリングした場合、バッテリー残量がiPhone画面に表示される。これは使用時、またバッテリーがあるかないかの充電の判断ができるのでとても便利だ。

そしてこのMarque M155の一番のウリは「音声入力」である。このヘッドセットは電源ONやペアリング(Bluetooth機器の接続)などを音声で知らせてくれるのに併せて自分の声で電話を受けることができるのだ。
ただ、外国製なので受ける場合は「Answer」、拒否する場合は「Ignore」と英語で発音する必要がある。私はコテコテの日本人であるがゆえにまだ一度もこの音声入力に成功したことがない(悲)。まぁ、受ける場合は中央のボタンを1度押し、拒否する場合は1秒間の長押しなので特に問題はないのだが…。


とりあえず私の勧めるヘッドセットの説明はこれくらにして、ヘッドセット(その他のBluetooth機器)などの初期設定方法をざっとではあるが説明しておこう。
この初期設定を行なえば、次からのペアリングは自動的に行なわれるので最初だけ行なうだけで善い。
初めにiPhoneから…。

まず、Bluetooth機器を検出可能状態にする。(Marque M155の場合、電源をONにしてボタンを長押しし、内側にあるイルミネーションが赤と白の点滅になった状態)
iPhoneの「設定」→「一般」→「Bluetooth」に入り、Bluetoothを「オン」にする。
すぐに検出が始まり、Bluetooth機器名が表示される。
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機器名はそれぞれ正式名称だとかで表示されるので分り難い場合があるが、説明書等に書いている場合がほとんどなので、間違うことはないだろう。
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検出されると上の表示になる。
「(機器名) 登録されていません」をタップ。
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上の表示で接続完了。すぐにもそのBluetooth機器は使用可能になる。

たったこれだけなのでとても簡単だ。普通の携帯電話等でのBluetooth接続はペアリングのためのパスコード(4桁)を入力する場合がほとんどだが、iPhoneの場合はとても親切で簡単にできるのでヘッドセット以外でもBluetooth機器の接続は心配無用だ。

次にMacでの接続も説明しておこう。
同じく検出可能状態にし、Macの「システム環境設定」→「Bluetooth」をクリック。
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機器を追加するため赤丸の「+」をクリック。
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Bluetooth設定アシスタントが起動する。
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数秒後、検出されたBluetooth機器名が表示される。「続ける」をクリック。
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上の画面が表示されれば接続完了。
もし、接続が出来なかった場合は、初めからやり直せばいい。

基本的にはAppleの機器は接続等が簡単にできるようになっているので難しいことはない。Bluetooth機器を持っているならドンドン接続しよう。


以上、ちょっと長くなったが今回はヘッドセットのススメということで私のお勧めヘッドセットもあわせて紹介した。
ビジネスマンなどが使っている姿は見かけるが、日本ではあまり一般には普及していないようだ。実際、私もたまに身につけて街に出掛けることがあるが、ちょっと恥ずかしい気持ちもないこともない。しかし、機能的な面と安全性から考えてもヘッドセットの使用はそんな恥ずかしいことではないと思う。皆さんもこの快適さを体験してもらいたいと思って今回紹介させてもらった。

最後にひとつ…
このヘッドセットで一番の利用シーンで問題になるのが「自動車の運転中の通話」である。
携帯電話の使用については道路交通法で「通話したり、メール送信などのため画面を注視したりする」ことを禁止しているが、ヘッドセット等によるハンズフリーについては禁止されていない。
しかし、各都道府県の条例にひっかかる可能性がある。道交法には「公安委員会の定める『運転者の遵守事項』を守らなければならない」というのがあって、各都道府県の公安委員会がそれぞれ定める「運転者の遵守事項」がある。それを守らないと「御用」となる可能性があるのだ。
各都道府県によっては運転中のヘッドセットを禁止している(ヘッドセットを名指ししてるわけではないが)ところもあるので、該当機関等に問い合わせなどをして使用できるかどうかをしっかり調べてから使用するようにして頂きたい。

参考になるサイト:「+D Mobile」(ちょっと古い記事だけど…)

ともかく利用する際は時と場合をしっかり考えて常識の範疇で人に迷惑をかけないようにすることを念頭に置けば、この上ないデバイスになるわけなので、参考にしてもらいたい。


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by tadapymac | 2012-01-16 01:21 | iPhone | Trackback | Comments(0)

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