180:八方ヶ岳登山〜矢谷渓谷コース〜

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またまたMacの話でもiPhoneの話でもなく…
また山に登ってきた。

今回は前回からかなり期間が開いたが、当然7月~8月が熊本では灼熱地獄であったために山登りをしようなどと自殺行為的な発想がなかったためだ。
そうこうしているうちに季節は過ごしやすい9月になったので、計画していた「八方ヶ岳」という山に登ることにした。

~八方ヶ岳(熊本県菊鹿町)~
別名矢筈岳(やはずだけ)とも呼ばれる山で、ゆったりした登山道はハイキングに最適。八方ヶ岳(1052m)は、八方どこから見ても同じ山容をしているところからこの名前がついたといわれ、菊鹿町や地元の人たちに親しまれていて、校歌などによく登場しています。元火山で現在は停止している。2回の活動を経て、こぶしのような現在の姿になったようです。

ということで自宅を出発、1時間ほどで今回の登山口となる「矢谷キャンプ場」に到着。キャンプ場の入り口に10数台駐車可能な駐車場があるのでそこに車を止めて準備する。
ちなみにココより登山口近くに駐車可能な場所はあるのだが、矢谷キャンプ場より上は道幅も狭く、離合も難しいのであまりオススメではない。特に大きな車であればこの矢谷キャンプ場に駐車するのがいいと思う。
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準備が終わり「さぁ出発!」とばかりにキャンプ場に入る。
橋を渡ると「管理事務所」があり、その受付で100円払って登山口に向かう。
このキャンプ場を通らずに直接登山口に行った場合、この100円は払う必要はない。しかし、この100円は登山道などの維持管理に使われるそうだ。
登山者ならやっぱりこの100円は払うべきだろう…ってか、100円くらいなら払って大腕振って山登りしたいしね。
受付を済ませてキャンプ場内に入ると「ふれあいの森広場」というだだっ広いところに出る。まさに「ふれあいの森広場」の看板の裏(天然岩すべり台方向)が八方ヶ岳登山道入口に向かう遊歩道となっている。

矢谷渓谷の川に沿って遊歩道を歩くと最後に急な登りになる。
その階段を上がると舗道に出るのでそこで「右」を見てみよう。
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左に登る道が見えるはずだ。その道をまた登っていくと「八方ヶ岳矢谷登山道口」が見えてくる。
さぁ!登山開始だっ!
こぶし大の石がゴロゴロしているので注意は必要だが、登り辛いというほどでもない。
右手に矢谷渓谷のマイナスイオンを浴びまくりながらの登山開始である。
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矢谷渓谷を流れる水は透明度が高くて冷たい。真夏に来ても涼しそうだ。

しばらく進むと道幅が狭くなり、勾配もきつくなってくる。途中ハシゴやロープを伝っていくので手袋とかあったほうがよかったな。
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ひとつめのハシゴを登ると「水神」さまがお出迎えしてくれる。
飲める水のようだが、私は当初から「転ばぬ先の杖くん」を先発登板させているのでまだまだ体力的にも精神的にも余裕がある。水はまだまだ飲まなくても大丈夫だ。しかし、この水神さまには帰りに大変お世話になるのだが、それは後ほど…。

水神さまを過ぎると少し勾配が緩やかになる。
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八方ヶ岳は岩が多いらしく、岩の祠のようなところがいたるところにある。小さな鳥居もあって大賑わいだ。

しばらくすると矢谷渓谷の上流になり、水の流れも少なくなる。
登山道は渓谷の岩場を渡ることもありジグザグになっている。そしてその岩場自体が登山道になると足場も少し悪くなる。ここからは足元に注意が必要だ。
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岩場の道が終わると道はなだらかな登りで歩きやすくなるが、登山道に大きな岩が目立つようになる。崩れたら一巻の終わりだろうが、何十年何百年も動いていない岩だろうから今崩れる心配はない。
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八方ヶ岳の登山道はほとんど…というより頂上以外は全て木に囲まれているので眺望がまったくない。しかし、所々に隠しステージのように開けた場所がある。
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眺望は自分の目で確かめていただきたい。

頂上が近くなるにつれて足場も悪くなっていくが、道を間違えることはない。
人生の道を踏み外した人はいるだろうが、八方ヶ岳の登山道を踏み外す人はまずいないってくらい安心だ。
岩場を登ったり、片側が絶壁になっていたりする危険な箇所もあるが、きちんとネットやロープで安全策は取られているので慌てずゆっくり登れば初心者でも大丈夫だ。
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山頂付近でも危ないところは階段にしてあったりするので安心である。こういうものの修復に私の100円が役に立つなら安いもんだ。
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尾根まで登ると感じる風も冷たくて気持ちいい。木々の間から見える他の山を見るとかなり登ってきたんだと実感する。
尾根は基本的にはなだらかであるが、何度か登ったり下ったりする。そうこうしているうちに山頂への出口が見える。
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出口というと変な表現だが、ここまでずっと木々の間を歩いてきたせいか、なんかの出口に見えてしまう。

約2時間をかけてやっと山頂に辿り着いた。
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頂上は絶景である。360°の大パノラマを楽しめる。
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私が登った日は少し雲が多く、また少し霞もかかっていたので遠くの山々までは見えなかったが、天気が良かったら最高だろう。
リュックを降ろして休憩、おにぎりを食べる。
「山登りっていいね♪」
実感できる最高の時間だ。

至福の時間、私はそう長く続かないので下る準備にかかる。
実は山頂には他の登山者もいるのでタバコが吸えない。ちょっと離れた場所でタバコが吸いたいのだ。

次は「山ノ神登山道」経由で帰る予定だ。
私はなんのためらいもなく山頂入り口と反対にある山頂入り口から降りた。これが不幸の始まりであった。
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下る途中で休憩に適した場所を発見。
ゆっくりとタバコ休憩する。
にしても、かなり急な登山道だなぁ〜と、少し不安も覚えたのだが、とりあえず年ノ春登山道との分岐が次の目的地だ。

降りるほどに斜面の勾配は急になっていく。
これ、登るの大変だよなぁ…ってか登る人っているんだろうか?などと心配していると…
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登ってくる人の心を挫くような看板を発見。30分ですむかな…。
この看板を過ぎても急勾配は続く。
いやいや…これ登ってきてあの看板みたら本当にやる気なくすぞ…。
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やっと勾配も緩やかになり、杉の森も平地に見えてきた。
でも地図とちょっと違うなぁ…と思ってはみたが、然程心配もせず休憩。

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休憩が終わり、しばらく進むと…
お? 視界が開けた。
そぉか、これから山を回り込むのか…
でもなんか…分岐がなかったなぁ…
あれ?舗道にでたぞ?
舗道…(地図を見て)ってもしかして下りすぎたかな?
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どっかで道間違えたのかな?
でもかなりいいアングルで八方ヶ岳が見えるなぁ♪
などと呑気に写真を撮りつつ休憩が終わり、さぁ出発。

よくわからんけどとりあえず舗道を右に歩き出す。
さて、ここはどこだろう?
携帯で自己位置確認…八方ヶ岳があそこで、北がこっちで…

????????????

そこで私はやっと気がついた…

反対側ぢゃないかっ!!

そう言えば頂上の下り口に「上虎口方向」と確かに書いてあった…
昨夜、ルートを考えていたときに絶対間違えないようにと地図に赤丸表示もしたじゃないか…
よりによってその方向に下ってどうするんだよ…(泣)

どうにか帰る手段をいろいろと模索したが、どうも来た道を戻るしかないようだ。

そう…さっきのとんでもなく急勾配の「上虎口登山道」を…

それから1時間かけて、下るのにもあんなに苦労した登山道を今度は登るハメになってしまった…

なかなか着かない頂上にやっとついたときには、3時間前の清々しい達成感などまったくなく、ただただ疲労感…。

とりあえずちょっと休憩してすぐさま矢谷渓谷方向に下る。
100mほどのところに「山ノ神方面」の看板を発見。

ここから降りるはずだったんだよ…な…

しかし、私には「また間違えたら…」という恐怖感があり、もし今度間違えても戻る体力さえ残っていない。
「もう帰ろう…」と、登ってきた道を帰る決断をした。

途中、余裕だと思っていた1リットルのペットボトルの水が底をついた。
喉がカラカラになりかけたときにあの「水神」さまに辿り着いたのだ。
まさに「水の神様」であった。

やっとの思いで駐車場に戻ったのは山に入ってから7時間後であった。
7時間も山の中にいたわけだ… 遭難しなくてよかった…

今回の教訓「初心者のうちは登ったルートで帰りましょう」。

とんでもなく疲れた…温泉でもはいって帰ろっと…。



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by tadapymac | 2015-09-13 23:51 | 登山日記 | Trackback | Comments(0)

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