ちょっとこのブログの趣旨からは逸脱した内容となってしまうが、iPhoneを使っている人を対象にした場合、Windowsでも便利な機能を使えた方がいいのでは?ということで、窓族の人々にもいろいろと紹介しようと思う。
ただし、私自身Windowsを持っていないので、本当にできるかどうか…という点で確認できていないことを了承した上で参考にしていただきたい。
まず、iPhoneの真骨頂、iTunesとの同期。
もともとiPodの時代は、iTunesがないと何にもできなかったわけだが、iPhoneになり、iCloudにデータ保存できるようになってiTunesの必要性はあまり重要視されていないが、音楽や動画を持ち歩くにはiTunesが一番である。
それではまず、iTunesをダウンロードしてみよう。
下のリンクからダウンロードしに行こう。
32bit版と64bit版があるが、自分のパソコンにインストールされているWindowsがどちらかわからない場合は下のリンク先を参照して調べてみよう。
ダウンロードしたファイルは「セットアップファイル」なので、ここから実際のiTunesソフトのダウンロードと設定が始まる。
次に、今までパソコン上に持っていた音楽や動画をiPhoneに取り込めるようにするため、まずiTunesに取り込む作業だ。方法は至って簡単。
データファイル(曲や動画)をiTunesの画面上にドラッグ&ドロップするだけである。
あとはiTunesがデータをAACかMP3ファイルに変換して保存してくれる。
iPhoneに取り込むのは、先ほどのリンク先参照で「ステップ12」でデバイス(iPhone)を選択してその下に表示される「ミュージック」や「ムービー」をクリックして設定していく。
※ 画面はMacの画面、Windowsでも同じ表示になるようだ。
ちなみにiTunesでプレイリストを作ったり、またちょっと面倒だが、それぞれの曲にアーティスト名やアルバム名、ジャンルなどを設定してやると、選曲をプレイリストや「アーティストごと」などでできるようになる。
方法は曲を右クリックして「プロパティ」か「情報」で設定可能。
iPhoneのバックアップはiTunesでやっておいた方が安心。
iCloudだけのバックアップでは「連絡先」と一部の設定くらいしかバックアップできないが、iTunesだと「まるごとバックアップ」できるからだ。
※ 「事前にご確認ください」をしっかり読もう! バックアップから復元する方法も上のサイトを参照。
さて、iTunesはこれくらいにして、次はiCloudの便利な使用法を紹介しよう。
iCloudは、Windows用のiCloudをダウンロードする必要があるが、実はウェブサイトからも利用可能だ。
ただし、便利な機能を使う場合は、やっぱりソフトを使った方が断然いいので、ここではダウンロードを推奨する。
ガイダンスに従ってインストールをする。
iCloudのオススメ設定は…全部! とりあえず全部にチェックを入れて「適用」をクリック!
iCloudで一番のオススメは「写真」の「iCloudフォトライブラリ」だ。
これは、iPhoneで撮影した写真が、取り込む作業をすることなく勝手にパソコンに保存される嬉しいシステムである。
ただし、取り込むタイミングはパソコンとiPhoneがWi-Fi環境に入った時なので注意しよう。
取り込まれた後なら、iPhone側の「カメラロール」に残っている写真は消去しても、データはパソコンに残るので大丈夫。ってか、iPhoneの容量確保のためにもカメラロールの写真は捨ててしまおう。
その際は、ちゃんとフォトライブラリに保存されたかどうか確認後に…。
「写真オプション」にある「自分のフォトストリーム」ってのは必ずチェックを入れておこう。
iPhoneで撮影した最新の写真を取り込むのはコイツだからだ。
「iCloud写真共有」は有効にしておくべき。
これを有効にしておいて「iCloud Photos」フォルダにある「共有」にした写真は「招待したデバイス(例えば家族など)でも閲覧が可能となるからだ(
詳しくはAppleサイトで)。
次にiPhone側の設定だ。
まず「設定」をタップして、一番上のユーザー(あなたの名前)をタップ。
次に「iCloud」→「写真」をタップして入っていき、次の画面を表示させる。
ここで設定する。
「iCloudフォトライブラリ」を有効にするとパソコン上のiCloud PhotoフォルダとiPhoneの「写真」アプリが完全に一致する。
※ 私はこれを無効にしているが、理由はパソコンからiPhoneに取り込む画像を少なくするため。この技は後述する。
「マイフォトストリーム」は先に述べたようにiPhoneで撮影した写真をパソコンに自動保存させる機能なので有効にしよう。
「バーストの写真をアップロード」とは、iPhoneはシャッターを押し続けたり、タイマー撮影した場合など数枚(タイマーの場合は10枚)の写真を連写できる。これをバーストという。これを保存するか否かということだ。普通は有効にしておいて大丈夫。後でパソコン上で選択とかできるから。
「iCloud写真共有」は前述した通り。
これで設定は完了。
試しに写真を撮ってWi-Fi環境に入ってみよう。
そしてパソコンの「iCloud Photos」の中に撮影した写真がアップロードされているのを確認してみよう。
さて、オマケであるが…
「iCloudの設定」で
☆ 「iCloud drive」をチェックすると、 Appleのクラウドストレージ(5GB無料)を利用できる。
このストレージはiPhoneの「ファイル」というアプリと、パソコンのエクスプローラに新しくできている「iCloud drive」というフォルダとが完全同期する。テキストファイルとか便利。
☆ 「メール、連絡先…」をチェックすると、パソコンのOutlookとの同期が可能になる。
☆ 「ブックマーク」をチェックすると、パソコンのInternet Explorer(又はEdge)のブックマーク(お気に入り)とiPhoneのSafariのブックマークが同期される(どちらでも書き換え可能)。
そしてオマケのオマケであるが、iPhoneでの設定で「iCloudフォトライブラリ」を私が設定しない理由だが、写真がバカみたいに多くなると、その分同期されたiPhone側の容量も逼迫される…
ということと、例えば「自分で作成した壁紙」や「写真じゃないんだけどiPhoneに取り込みたい画像」など…平たく言えば「iPhoneに保存しておきたい写真や画像をパソコン上で別フォルダに作成して、これだけをiPhoneに保存したいからだ。
その場合、取り込む作業は「iTunes」からとなる。
iTunesで自分のデバイス(iPhone)を選択して「写真」をクリックし、「写真のコピー元」の「フォルダを選択」をクリック
取り込みたいフォルダを選択して
※ 選択したフォルダ名が表示される(私の作成したフォルダ名は「iPod Picture」である)。
次に、左サイドバーから「概要」に戻って、右下にある「同期」をクリック。
すると、iPhoneの「写真」アプリの「アルバム」の「マイアルバム」にフォルダ内の画像が取り込まれているはずだ。
ちなみに、このフォルダ内にフォルダを作って細分化するとマイアルバム内でも区分されるので便利。
ちなみに私は壁紙を自作したり大事な画像をこのフォルダ保存して、ここでiPhoneに取り込んでいる。
最後に、iCloudはウェブブラウザ(Internet ExplorerやEdge)でも利用可能だ。
Appleのサイトに入り、一番最下部にある「iCloud.com」にアクセス。
★ ちなみにここからもiCloud.comにアクセス可能♪画面が現れたら Apple IDとパスワードを入力して矢印をクリック上の画面では「許可する」をクリックすると6桁の数字が表示される。数字を2ファクタ認証に入力して先に進むと、ウェブブラウザのiCloudが利用可能。こちらでもiPhoneとパソコンとでクラウドコンピューティングが可能となる。 Apple IDとパスワードさえ入力すれば、ネット環境下にあるどのパソコンからでもアクセス可能だ。簡単なことならコチラでも十分だろう。
最初に書いたように機能の確認はしていないので、実際に設定する場合は紹介したリンク先をよく読んで理解した上でインストール〜設定を行っていただきたい。また、インストール〜設定〜利用については、自己責任でお願いする。
おわり