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94:ゲーム音楽を聴く

音楽は基本的にその著作権の問題から「買う」ことになっている。もちろん、著作権フリーや¥0の楽曲もあるし、私の作った堕曲などはマイナスになったりするかもしれない…。まぁそんなことはコッチに置いといて…。

もし、それがゲーム音楽の場合はどうだろう?
ゲーム自体は自分でお金を払って買っているわけだから、その中の音楽についてもお金を支払っているわけである。ということは、その音楽を抜き出して個人で楽しむ分には問題ないような気がする。

ということで、今回はゲーム音楽をiTunesに取込む方法を紹介する。ちょっとグレーゾーン部分的な怖さもあるが、大丈夫だと思う…たぶん…。

今回使用するゲームは私がチョ〜ハマっているiPhone&iPod touchで遊べる「DanceDanceRevolutionS」というアプリで、「〜 S+」でも同様に曲抜きができるので参考まで。

まず、曲抜きをする環境的には、Mac側に音をインプットできるオーディオライン入力と音源(ここではiPhoneやiPod touch)をつなぐためのケーブルが必要になる。もし環境があれば下の写真のような機器を使用したほうがナイスな音源を確保することができる。
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私の環境はMacと音源の間に「Roland ED UA-30」というUSBオーディオインターフェースを使っている。
とりあえず準備ができたら、Mac側で「GarageBand」を起動する。音源をGarageBandに録音してiTunesに取込むという順序を踏むわけだ。この時点でGarageBandの環境設定で入力を内蔵入力(もしくは使用する機器)に設定する。
94:ゲーム音楽を聴く_b0050172_12552768.jpg
これで外部機器からGarageBandに音源を録音できる準備ができた。

次に音源側の準備。今回使用するダンレボSのアプリは普通に遊んだ場合、曲の途中で英語の合いの手みたいな…いらない声や、コンボを連発した場合に歓声が上がったりして、とても曲として聴くに耐えないものになってしまう。こういう理由で曲取込みを断念した人も多いだろう。
しかし、実はこのゲームには「トレーニングモード」というものがあり、このモードでは曲以外の音声は入ってこない。そればかりか、通常のゲームモードでは上手くタッチできなかった場合、曲の途中でもゲーム終了となってしまうが、トレーニングモードではまったく触らなくても終わることがない。曲抜きにはモッテコイのモードなのだ。
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上写真の左から右への順序で曲を再生させてGarageBandに録音して前後の編集をする。編集のやり方については前に「iPhoneの着信音を作ってみよう!」という記事に要領を説明しているので参考されたい。
編集が終わったらGarageBandからiTunesへ「共有」から送る。
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iTunes側に曲が移ったら、曲の「情報」「オプション」「アートワーク」などを編集して終了。

もちろんiPhoneやiPod touchのアプリだけでなく、PlayStationなどの家庭用ゲーム機器からの曲抜きなどもできるし、ゲームではないものでも可能である。

ただ、最後にひとつ…重要なので最後まで読むようにっ!
これは本当に個人責任で行なうように。ひとつのパソコンに慣れ親しむ方法を紹介したわけで、推奨しているわけではない。もちろん、この要領で抜き出した楽曲をネットに流出したりすれば犯罪になるわけで、私個人としてはその助長をするわけではないことを承知して頂きたい。
それにこの要領で抜いた楽曲は音質も悪いワケで、これよりもっと良い音質で聴きたい人はキチンとお金を払って買いましょう。それが正しいワケですから…。

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by tadapymac | 2011-02-14 13:37 | Mac | Trackback | Comments(0)

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