194:AppleTV(第2世代)が動かせないっ
2017年 03月 12日
AppleTV(第2世代)が動かなくなった…
途中でブラックアウトしてAppleTVが再起動し始めた。
いつもの症状なので特に気にせず待ってたら…
「ホームシェアリング設定」の画面が出て、iPhoneのremoteが効かなくなった。
あれ?
AppleTVが操作できないじゃん。
しょうがない…AppleTV専用のリモコンで操作しようと探してみる…。
ない…
…そういえば、ここ数年、あのリモコンを見た記憶がない。
1年近く前に熊本を襲った未曾有の大地震の後にリビングを大掃除した時も見た記憶がない。
ということは、リモコン操作ができない=AppleTVが操作できない
マジですかっ(汗)
なんとかならないかとウェブサイトで検索してみる。
MacでAppleTVを操作できるソフトがあるようで…
このソフトをインストールするとBluetoothで接続できるのだが、困ったことにAppleTV側からのBluetooth許可を設定してやらなければならない…いわゆる、やっぱりAppleTVを操作する必要があるわけで…堂々巡りな訳だ。
なんとかリモコンなしで操作できないかとウェブサイトを溺れるくらいサーフィンしまくったが、結論は「リモコン買ったほうが早いっすよ~」みたいな意見ばかり…。
オレは負けんぞ~っ!!
と、何と戦っているのかは別として負けず嫌いな私は解決の方法を模索し続けたが、時間は過ぎ行くばかりで解決法は見つからない。
AppleTVのリセットはAppleTV背面のマイクロUSBコネクターからMacに直挿しすればできるらしい。
しかし、それ以上の設定などの操作はできない。
うーむ、もしかしてコレはAppleが新しいAppleTVを買えという陰謀なのか?
いやいや、「物は大切にしなさい」という神様からの戒めなのか…
悶々とする中で、ひとつの光明を見つけた。
それは…
AppleTVをリセット(出荷時の状態に戻す)したすぐに言語選択画面が現れるのだが、その時にBluetooth設定が可能…という情報。
お? そうすると、その時にMac側でBluetooth設定してやれば新しくインストールしたソフトで操作できるかも…。
早速AppleTVをリセットしてみた。
出荷状態に戻すということは、今までの設定がリセットされるわけだから面倒ではあるが、使えなくなるともっと困るので背に腹はかえられぬ。
リセットはiPhoneとかの復元と同じ要領であり、操作自体はさほど難しいわけではない。
ただ、マイクロUSB用のケーブルが必要なので、これがないと二進も三進もいかないので、これだけは持っていない場合は購入となる。
また、このケーブルをMac側に差し込む時に、USBハブなどを介するとエラーを起こす場合がある(伝送不足?)ので、できれば短いケーブルを選んでMacには直挿ししよう。
さて、めでたく出荷状態に戻したら、元のようにテレビにAppleTVを戻してつなげる。
ここからは順序で
1 先述した「CiderTV」をMacにインストールしておき、起動させておく。
2 AppleTV側でアップルのロゴの後の言語選択の画面まで待つ。
上図の画面になったら「CiderTV」でBluetooth検索する。
ちなみにこの画面で手間取っていると英語でなにやら催促する音声が流れまくるのでテレビのボリュームは下げておこう。
(Macの「システム環境設定」のBluetoothからも選択できる状態となるが、こちらの方はAppleTV側の認証が必要なため、接続できない)
するとAppleTVを選択可能になっているので選択する。これでMac側からのAppleTV操作が可能となった。
3 後はAppleTVのガイダンスに基づいてCiderTVで操作して設定していけば、AppleTVは使えるようになる。
ここで、よくあるトラブル(少なくとも私が遭遇したヤツ)の回避法を紹介しておく。
Q:初期の「アクティベート」から進めない。また途中での「日付と時刻を設定中」から進めない。
A:強制的にWi-Fiポート(AirMacなど)を再起動させる。すると、アクティベートや日付と時刻設定などをすっ飛ばして画面が戻り、AppleTVがCiderTVソフトで操作可能になるので「設定」からネットワーク~時間帯~言語などを日本に設定する。
Q:ホームシェアリング設定ができない(AppleIDを認識しない)。
A:AppleTVをそのままの状態(CiderTVで操作可能な状態)で、AppleTV側のネットワークを通常のWi-Fiポート(AirMacなど)ではなく、他のネットワーク(例えばiPhoneのインターネット共有)につないでみる。つながったらそのままホームシェアリング設定を済ませてしまう。
「ホームシェアリングを入にしてください」みたいな画面になれば設定完了。
再度AppleTV側のネットワーク設定で通常のWi-Fiポート(MacやiPhone、AppleTVがホームシェアリングできる環境)に接続し直せば完了。
MacBookなどのノートタイプのMacならテレビの前で一連の動作は可能だが、据え置き型のiMacなどの場合で、テレビとMacが離れた位置にある場合は家族と連携する必要がある。iPhoneのremoteがつながるまでは「日本語を選択してる?」「あとひとつ下だよ!」「今、なんの画面?」「パスワード!入力して!」などなど、家族とのコミュニケーションもとれて一家団欒なひと時を味わえる。
もし家族が出かけてしまって一人きりの場合はMacとテレビの往復をひたすら繰り返すか、MacをiPhoneやiPadでリモートできるアプリで対応しよう。
考えてみれば、最初の症状が、もともとネットワークの不良によってWi-Fi接続が不能となったものと思われるのだが、それによってホームシェアリングがつながらなくなった時点でiPhoneのremoteでの操作ができないのでどうしようもない。
AppleTVのリモコンがない状態でホームシェアリングができなくなった場合は、今のところは「この対処法」しかないと思われる。
面倒だけどね…(悲)
以上、紹介した技は「AppleTV(第2世代)」のリモコンをなくした私の経験からの対処法なわけだが、ソフトのインストールやAppleTVの初期化などを伴うため、使用に当たっては「自己責任」でお願いする。
おわり
by tadapymac | 2017-03-12 14:04 | Mac | Trackback | Comments(8)
ありがとうございます!
情報共有、ありがとうございます。
ありがとうございました